6月の相場もついに始まっております。
4月7日の相互関税発表の30792.74円から6月3日では37446.81円と7000円程上昇しております。
この波に乗りたいと思う方もいるのではないでしょうか?
今回は【魅力的な高配当株】優良株で長期保有したい!2025年買いたい銘柄5選!PART3を紹介していきたいと思います。
【魅力的な高配当株】優良株で長期保有したい!2025年買いたい銘柄一覧!
★この記事で紹介する高配当で優良株な銘柄★
1.(4042) 東ソー
2.(4114) 日本触媒
3.(4182) 三菱ガス化学
4.(4183) 三井化学
5.(4188) 三菱ケミカルグループ
【魅力的な高配当株】優良株で長期保有したい銘柄その1
(4042) 東ソー
1つ目は東ソーです。
塩ビ・苛性ソーダ大手となっており、石化も展開しています。
免疫診断装置・試薬や触媒・歯科材料など機能商品を強化している企業となっております。
時価総額は6952億円となっています。
PER | PBR | ROE | ROA | 自己資本比率 |
11.0 | 0.82 | 7.5% | 4.4% | 61.3% |
株価推移
2022年に1052円となっていた株価は緩やかに上昇し2239円の高値を付けておりました。
そこから下落していますがまた緩やかに戻し回復しております。
直近決算での業績
売上高はほぼ横ばいで推移しております。
営業利益は2023年に前期のほぼ半分ほど下げておりましたが、2026年にかけて回復してきております。
直近決算での業績に関しては、石油化学事業の売上高(前期比11.5%増) 営業利益(前期比163.7%増)、クロル・アルカリ事業の売上高(前期比3.9%増) 営業利益(前期比163.7%増)、機能商品事業の売上高(前期比4.2%増) 営業利益(前期比1.9%増)、エンジニアリング事業の売上高(前期比7.9%増) 営業利益(前期比36.1%増)、その他事業の売上高(前期比1.1%減) 営業利益(前期比0.3%減)となっております。
流動比率に関しては、流動資産が7543億8300万円、流動負債が3334億9300万円となっており異常ありません。
配当金推移
配当金は上昇していっております。
配当性向は51%と利益の半分以上を配当している企業となっております。
配当利回りは4.7%と高い水準となっております。
【魅力的な高配当株】優良株で長期保有したい銘柄その2
(4114) 日本触媒
2つ目は日本触媒です。
触媒から出発しアクリル酸で世界2位級となっており、高吸水性樹脂は世界首位となっている企業となっております。
時価総額は2591億円となっています。
PER | PBR | ROE | ROA | 自己資本比率 |
16.8 | 0.66 | 3.0% | 2.0% | 69.1% |
株価推移
株価は2024年までは低水準でレンジ相場でしたが、2025年まで上昇し1951円まで上昇しておりました。
それからトランプショックで落ち込んでおりましたが回復しております。
直近決算での業績
売上高は横ばいで推移しており、営業利益は年々下落しております。
直近決算での業績に関しては、マテリアルズ事業の売上高(前期比3.6%増) 営業利益(前期比1.3%増)、ソリューションズ事業の売上高(前期比6.5%増) 営業利益(前期比87.2%増)となっております。
流動比率に関しては、流動資産が2554億5100万円、流動負債が1071億7100万円となっており異常ありません。
配当金推移
配当金に関しては2024年までは45円を安定して出しておりましたが、2025年に69円増配し114円の配当金を出しております。
今期は14円減配の100円となっています。
配当性向は100%となっており、利益の全部を配当しております。
配当利回りは6.1%とかなり高い配当利回りとなっております。
【魅力的な高配当株】優良株で長期保有したい銘柄その3
(4182) 三菱ガス化学
3つ目は三菱ガス化学です。
基礎化学品や機能化学品を生産しており、半導体やスマホ向け材料に強みのある企業となっております。
時価総額は4707億円となっています。
PER | PBR | ROE | ROA | 自己資本比率 |
12.0 | 0.65 | 6.1% | 3.6% | 59.7% |
株価推移
株価は低水準でレンジしておりましたが、2024年に3370円の高値を付けております。
そこから下落し2000円を割っております。
直近決算での業績
売上高は2024年まで上昇しておりましたが、2026年まで落ち込んでおります。
営業利益は減少傾向にあります。
直近決算での業績に関しては、グリーン・エネルギー&ケミカル事業の売上高(21.7%減) 営業利益(前期比28.2%減)、機能化学品事業の売上高(前期比8.8%増) 営業利益(前期比25.0%増)となっております。
流動比率に関しては、流動資産が4602億6800万円、流動負債が2749億2900万円となっており異常ありません。
配当金推移
配当金に関しては2024年まで80円を安定しておりましたが、2025年15円増配、2026年は5円増配予想となっております。
配当性向は54%と高い水準となっております。
配当利回りは4.5%と高配当株となっております。
【魅力的な高配当株】優良株で長期保有したい銘柄その4
(4183) 三井化学
4つ目は三井化学です。
三井系の総合化学メーカーとなっており、石化からヘルスケア、自動車や半導体向け等の機能材料へシフトしている企業となっております。
時価総額は6598億円となっています。
PER | PBR | ROE | ROA | 自己資本比率 |
11.2 | 0.73 | 6.1% | 2.3% | 40.1% |
株価推移
株価は2023年から2024年まで緩やかに上昇しており、4836円の高値を付けております。
そこから8月の下落、トランプショックなどで2644円まで下落しております。
直近決算での業績
売上高は2023年に上昇しておりましたが、そこからほぼ横ばいで推移しております。
営業利益は2024年まで下落しておりましたが、2026年まで上昇しております。
直近決算での業績に関しては、ライフ&ヘルスケア・ソリューション事業の売上高(前期比241億円増) 営業利益(前期比42億円増)、モビリティソリューション事業の売上高(前期比258億円増) 営業利益(前期比18億円減)、ICTソリューションの売上高(前期比406億円減) 営業利益(前期比22億円増)、ベーシック&グリーン・マテリアルズ事業の売上高(前期比501億円増) 営業利益(前期比2億円減)、その他事業の売上高(前期比1億円増) 営業利益(前期比9億円増)となっております。
流動比率に関しては、流動資産が1兆411億7100万円、流動負債が6037億8100万円となっており異常ありません。
配当金推移
配当金に関しては年々上昇しております。
配当性向は51%と平均より高い水準となっております。
配当利回りは4.6%と高い利回りとなっております。
【魅力的な高配当株】優良株で長期保有したい銘柄その5
(4188) 三菱ケミカルグループ
5つ目は三菱ケミカルグループです。
総合化学首位となっており、化学・レイヨン・樹脂が合併した三菱ケミカルが中核となっている企業となっております。
時価総額は1兆1607億円となっています。
PER | PBR | ROE | ROA | 自己資本比率 |
7.6 | 0.63 | 7.2% | 2.0% | 29.7% |
株価推移
株価は2022年に652.6円から2023年の987.3円の高値を付けておりました。
そこから下落し、トランプショックなどもあり2025年に594.1円まで下げております。
直近決算での業績
売上高は2023年まで上昇しておりましたが、そこから緩やかに下落しております。
営業利益は2023年に大幅に落ち込みましたが、そこからほぼ横ばいとなっております。
直近決算での業績に関しては、スペシャリティマテリアルズ事業の売上高(前期比375億円増) 営業利益(前期比177億円増)、MMA&デリバティブズ事業の売上高(前期比541億円増) 営業利益(前期比298億円増)、ベーシックマテリアルズ&ポリマーズ事業の売上高(前期比1341億円減) 営業利益(前期比98億円増)、ファーマ事業の売上高(前期比231億円増) 営業利益(前期比91億円増)、産業ガス事業の売上高(前期比542億円増) 営業利益(前期比231億円増)、その他事業の売上高(前期比146億円減) 営業利益(前期比2億円減)となっております。
流動比率に関しては、流動資産が2兆615億6000万円、流動負債が1兆5001億5800万円となっており異常ありません。
配当金推移
配当金に関しては、2023年まで30円でしたが、2024年から32円の配当金を安定して出しております。
配当性向は31%と平均的な水準となっておりました。
配当利回りは4.2%と高い利回りとなっております。

まとめ
今回は【魅力的な高配当株】優良株で長期保有したい!2025年買いたい銘柄5選!PART3を紹介しました。
ここから相場が安定していくことも考えられますが、要人の発言でまた乱高下する可能性もあります。
投資は自己責任であり、購入時は慎重にしていくといいと思っております。
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