2024年8月5日。この日の出来事を皆さん覚えていますか?
1日で日経平均株価が”4451円”の大暴落で市場に混乱を招きました。
これは1987年のブラックマンデーの翌日の”3836円”よりも615円も高い過去最高の下落幅を記録したのです。
その影響で為替は円高に進み、日本の輸出関連の銘柄が売られました。
ただ私自身これは始まりに過ぎないと思っております。
これから書く記事では今後起こると思われる金融市場の予想をしていきたいと思います。
【大暴落の予兆】大暴落のサインが点灯?
日本ではあまり報道されていないと思いますが、2023年にアメリカの銀行が次々と破綻しております。
また中堅銀行も今現状で5行~10行ほど破綻するのではないかと予想しております。
なぜ次々に銀行が破綻しているのかといいますと、ハイリスク、ノーリターンのとんでもない高利回りの債券(ジャンク債)を大量に抱えていたからです。
ただ銀行が破綻したことによりアメリカのFRBがジャンク債を破綻した銀行から引き受け、抱えているのが現状です。
銀行破綻した銀行は以下の通りです。
破綻銀行名 | 日にち |
シリコンバレーバンク銀行 | 2023年3月 |
シグネチャーバンク銀行 | 2023年3月 |
シルバーゲート銀行 | 2023年3月 |
ファーストパブリック銀行 | 2023年5月(JPモルガンチェイス銀行が吸収) |
ハートランド・トライステート銀行 | 2023年7月 |
また2008年のリーマンショック時を超える負債総額が2023年に記録されています。
気になる方はこちらをご覧ください⇒Failed Bank Summary | FDIC.gov
2008年のリーマンショックは株式市場の暴落でしたが、今回は債券市場の暴落が来るのではないかと予想しております。
また金融危機の際にはジャンク債を金融機関が無知な富裕層に売りつけるという現象が起き始めますので注意が必要です。
新札切り替えも暴落の予兆だった?
新札切り替えの意図は米国債が暴落すると思っているからです。
2019年に財務省が新札切り替えのアナウンスを行い2024年に新札切り替えが実行されました。
現在日本が米国債を約1兆1000億ドル保有しております。
国別保有額は1位日本、2位中国、3位英国、4位ルクセンブルク、5位ケイマン諸島となっておりますが、日本の保有額は断トツでトップです。
暴落するなら売ればいいじゃんと思うかもしれませんが日本だけなぜか好きに売れないのが米国債の特徴です。
原因はわかりませんが、日本はアメリカの植民地でありますからそういった理由もあるのかと思います。
ちなみに米国債は日本向けの債権なのです。その中にはもちろん私たちが支払っている年金なども含まれています。
そこになぜ新札が関わってくるのかと言いますと、米国債が紙切れになるからその防衛策として新札の切り替えを行うことが必要不可欠だからです。
なにを意味しているかと言いますとリデノミネーション、通貨単位の切り下げが行われるからです。
暴落前 | 暴落後 |
10000円 | 1000円 |
1000円 | 100円 |
100円 | 10円 |
今の10000円札が1000円の値になり、1000円札が100円の値になり、100円玉が10円の値になる。
こういった通貨の価値が下がっていくことが予想されます。
そういった理由から新札切り替えの意図が米国債の暴落に繋がってくるのではないかと予想しています。
【大暴落の予兆】2025年~2030年に起こる予想
・GOLD
アメリカは破綻しているということを隠すために必死にGOLD先物を売り浴びせて価格を抑えているのが現状だと思っています。
これが決壊した時がチャンスだと思っています。
結論GOLDは買い。投機的な取引をするのではなく持ち続けてもいい商品だと思っております。
・為替
債券市場が大暴落、ジャンク債が暴落するということはドルが大暴落するということだと思っています。
アメリカの10年債利回りは現在5%弱、新興国ではありませんがこの高利回りはおかしいと思っております。
きっと返す気がないのではと思ってしまうほど高利回りですね。結論ドルは売り。
・株式
株式市場も暴落が予想されます。
過去に1987年のブラックマンデーの下落から約3年後の1990年にバブル崩壊で下落しております。
今回も2024年8月にブラックマンデーを超える下落をし、いろんなものの値段が上がり始めています。
歴史は繰り返すともありますが、また同じことが起こるのではないかとも思っております。
また現在NISAを始めた人はアメリカ株(S&P500)(eMAXIS Slim)を買っている人が多いと思います。
貯蓄から投資へと変わり、なぜ今なのだろう?私はそう感じました。
株は安い時に買って高い時に売るのが基本中の基本です。
それと同時に株は入り口にあらず出口にありだとも思っていました。
きっと政府はメディアのいうことを聞いてくれる日本人を利用し高値でつかましておきたかったのではないかと思っております。注意してください。
今後は株式市場に投資するタイミングが重要ですね。
・統制経済
色々なところで規制が始まると思っています。
GOLDの売買停止、預金封鎖、個人保有の禁止などなどが起きると思っております。
危機の際の国の動向は読めません。
何をしてくるのかわからないのでそれに備えた対策を自身で考え、シナリオを持ち、早めの行動をとっていくことが一番のリスク管理だと思っております。
まとめ
今回は全く日本では報じられなかった米国の銀行破綻から債券市場の暴落を予想したものを書いてみました。
日本のメディアで箝口令が敷かれたのかどうなのかはわかりませんが、こういった情報をもっと世に出していただけるといいですよね。
日本は重要なのに報道しないものがかなり多いです。
しかも我々が支払っているお金の流れも話すこともなく使われ、その資金を溶かそうとしているわけですからもっとしっかりとしてほしいですよね。
ということで今回はここまでにしておきたいと思います。
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