【完全攻略】会社四季報の読み方はこれ!見るべきおすすめポイント紹介!

これから投資を行うのに会社四季報を買ってみたけど、ゴチャゴチャ数字がありすぎてどこを見たらいいかわからない。

どれが良い企業なの?

配当利回り6%超えているけど買っていい銘柄なのだろうか?

そんなお悩みありませんか?

見るべきポイントは意外と単純なんです。

そんなお悩みがある人に今回、1000万円程運用している私が実際に使っている会社四季報の見るべきポイントについて紹介していきたいと思います。

目次

会社四季報の読み方はこれ!

❶~❻の各項目ごとに何が記載されているかを確認するところから始めてみることをおすすめします。

業種欄
業績記事、材料記事
株主欄、役員・連結会社
財務欄、キャッシュフロー
資本移動・株価推移・特集企画・業種・時価総額順位・比較会社
業績配当

業種欄

これは人でいう自己紹介になります。

企業コードや会社名が載っているんですね。

【特色】には企業がどのようなビジネスモデルかが記載されています。

【連結事業】には売上高に占める割合と、()内の数字には直近決算期の実績ベースである営業利益率が記載してあります。

業績記事、材料記事

始めの【】から始まる文章は、会社四季報の記者が業績予想した背景や理由が記載されております。

次の【】から始まる文章は、材料欄と呼ばれており、中長期的な業績や話題などを記載しております。

❸株主欄、役員・連結会社

株主欄は大株主の上位10名の名前が載っており、持ち株比率も記載されております。

その下に〈外国〉〈投信〉〈浮動株〉〈特定株〉分かれており順番に説明していきます。

〈外国〉は個人や法人の外国人投資家の比率を表しています。

〈投信〉は投資信託に組み入れられた比率を表しています。

〈浮動株〉1単元以上50単元未満の株主、主にトレーダーが所有している比率を表しています。

〈特定株〉大株主10位までと、役員や親族の持ち株比率を表しております。

❹財務欄、キャッシュフロー

財務欄には、貸借対照表である資産と負債の数値を掲載しております。

キャッシュフローには、営業活動、投資活動、財務活動の収益性を掲載しております。

❺資本移動・株価推移・特集企画・業種・比較会社

【資本移動】には、増資や減資、合併、株式交換、株式分割などを掲載しております。

株価推移には、過去の高値安値、直近3か月の高値安値と売買出来高が掲載しております。

特集企画は、各号によって変わります。

1集は【増減配回数】【総還元性向】【四半期進捗率】が掲載されています。

2集は【生産性比較】【採用】が掲載しております。

3集は【外国人持株】【会社業績修正】が掲載されております。

4集は【四半期増益率】【四半期進捗率】が掲載されております。

【業種】には、東洋経済独自の60分類を掲載しており、時価総額は業界内の順位を表せております。

【比較会社】には、時価総額が近く、ライバル企業が掲載されております。

❻業績、配当

【業績】には、過去の業績数字、四季報記者が出す予想業績数字、会社側が出す予想業績数字が記載されております。

【配当】には、過去に支払われた配当金、これから支払われる予想配当金、四季報作成時の予想配当利回りが掲載されております。

四季報の読み方 初心者

会社四季報の初心者読者は、ニコちゃんマークの付いた銘柄に絞って探す方法があります。

これはかなり手っ取り早い方法となっていて、営業利益ベースで会社予想より四季報予想のほうが強気であることを表しているんですね。

・乖離率が30%以上の場合にはニコちゃんマークが2つ付き【大幅強気】と記載されます。
・乖離率が3%以上、30%未満の場合にはニコちゃんマークが1つで【会社比強気】と記載されます。

これは増額修正(上方修正)の予備軍を探すのによく使われる方法となっており、お宝銘柄を探す指標として使われているんですね。

ですので初心者の方は、ニコちゃんマークが付いている銘柄を追っていくのも手っ取り早くて良いと思っております。

会社四季報の見るべきおすすめポイント紹介!

会社四季報は、数字と数字を合わせて見ることがかなり重要になってきます。

実際には数字を単体で見ることに何も意味がありません。

今期予想と来期予想を比べるのは当たり前ではありますが、実はその他にも比べて見るべきポイントがあるので紹介していきます。

時価総額】が【売上高】を超えている企業を探すのがポイント

これは市場から見た期待値を表しており、時価総額が売上高に勝っている場合は市場の評価が高く、良い会社ということを表しています。

逆に時価総額が売上高に負けている場合は、市場の評価はあまり高くないことを表しているんですね。

時価総額が勝っている企業というのは共通点があり、その会社が世の中にないと困ってしまう企業ということです。

ですので見るべきポイントとしてはかなり重要になってきますので、時価総額>売上高の企業を探すことをおすすめします。

【設備投資】が【減価償却】を超える企業を探すのがポイント!

これは稼いだ利益をしっかりと将来に投資できているかを表しており、事業拡大には必要なことになります。

設備投資が減価償却に勝っている企業は将来への投資がしっかりとできており、良い会社ということを表しております。

逆に設備投資が減価償却に負けている場合は、減価償却の範囲内で収まっているということを表しており、あまり良い会社と言えないことを表しております。

ですので設備投資>減価償却の企業を探すことをおすすめします。

【1株配】÷【1株益】× 100 = 配当性向30%以上の企業を探すのがポイント!

これは企業が株主に対しての還元に対する姿勢を表しております。

計算式は上に書いている通りで、利益に対して何%配当に回しているかを表しております。

市場の平均は配当性向30%となっており、それを下回っている企業は還元の姿勢があまりないと判断してもよいと思います。

ですので配当性向30%以上の企業を探すことをおすすめします。

四季報の読み方おすすめ本

この本の作者は【会社四季報の元編集長】が出している本です。

内容には裏技と言える裏技が掲載されており、かなり身になる本です。

初心者でも上級者でもかなり学べる本となっております。

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まとめ

・会社四季報の読み方まとめ!

❶~❻の各項目ごとに何が記載されているかを確認するところから始めてみること
会社四季報の初心者読者は、ニコちゃんマークの付いた銘柄に絞って探すこと。
会社四季報は、数字と数字を合わせて見ること。

【完全攻略】会社四季報の読み方はこれ!見るべきおすすめポイントを紹介しました。

かなり有料級で学びになったのではないでしょうか?

これを機に会社四季報をマスターしてみてください。

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