【配当性向100%以上】(PART1)危険だけど魅力的な銘柄5選!

配当性向という言葉を聞いたことがありますか?

聞いたことある方は30%~40%が普通と言われておりますが、中には100%ほどで高配当株を買う人もいます。

今回は【配当性向100%以上】(PART1)危険だけど魅力的な銘柄5選について紹介したいと思います。

目次

【配当性向100%以上】危険だけど魅力的な銘柄一覧!

★この記事で紹介する配当性向100%以上の銘柄★
1.(1963) 日揮ホールディングス
2.(4061) デンカ
3.(4114) 日本触媒
4.(4324) 電通グループ
5.(4503) アステラス製薬

【配当性向100%以上】危険だけど魅力的な銘柄その1
(1963) 日揮ホールディングス

1つ目は日揮ホールディングスです。

総合エンジニアリング事業で国内首位となっており、海外でLNGや発電等プラントを手がける企業となっております。

時価総額は3474億円となっています。

株価推移

2022年に971円だった株価は、2023年に2291.5円の高値を付け下落しております。

直近決算での業績


売上高は2024年まで上昇しておりましたが、そこから落ち込んでおります。

営業利益は2024年まで上昇し、2025年に落ち込みましたが2026年予想は回復に向かう形をしております。

直近決算での業績に関しては、総合エンジニアリング事業の売上高7949億7700万円(前期比2.8%増) 営業利益(145億9100万円損失)、機能材製造事業の売上高546億4300万円(前期比5.1%増) 営業利益81億9700万円(前期比13.1%増)、その他事業の売上高84億6200万円(前期比13.2%増) 営業利益24億500万円(前期比19.6%増)となっております。

流動比率に関しては、流動資産が5612億6700万円、流動負債が3469億2800万円となっており異常ありません。

配当金推移

配当金に関しては年々上昇しており、2026年は10円増配予定となっております。

配当性向は予想では100%付近でしたが、64%と高い水準となっております。

配当利回りは3.2%と少し高い利回りとなっていますね。

【配当性向100%以上】危険だけど魅力的な銘柄その2
(4061) デンカ

2つ目はデンカです。

特殊合成ゴムや機能樹脂など生産しており、注力中の電子先端分野が成長中している企業となっております。

時価総額は1764億円となっています。

株価推移

2022年の4065円の高値から2025年に1744円の安値を付けております。

直近決算での業績


売上高は横ばいで推移しております。

営業利益は年々落ち込んできており、2026年予想は回復に向かう印象があります。

直近決算での業績に関しては、電子・先端プロダクツ事業の売上高922億300万円(前期比5.0%増) 営業利益91億6800万円(前期比1.6%増)、ライフイノベーション事業の売上高432億6200万円(前期比8.1%減) 営業利益96億200万円(前期比18.2%減)、エラストマー・インフラソリューション事業の売上高1116億7300万円(前期比0.3%増) 営業損失79億6200万円(前期比16億3300万円減)、ポリマーソリューション事業の売上高1353億6500万円(前期比9.0%増) 営業利益11億5400億(前期比1億200万円損失)、その他事業の売上高177億4600万円(前期比5.4%減) 営業利益23億9500万円(前期比26.3%増)となっております。

流動比率に関しては、流動資産が2704億5500万円、流動負債が2305億100万円となっており異常ありません。

配当金推移

配当金に関しては2022年までは145円と高い金額でしたが、翌年から100円と落ち込み安定的に配当しております。

配当性向は57%と利益の半分以上を配当しております。

配当利回りは5.0%とかなり高配当株となっております

【配当性向100%以上】危険だけど魅力的な銘柄その3
(4114) 日本触媒

3つ目は日本触媒です。

アクリル酸で世界2位級となっており、高吸水性樹脂は世界首位となっている企業となっております。

時価総額は2546億円となっています。

株価推移

2022年から株価は2025年の1951円まで上昇しておりました。

トランプショックで落ち込みましたが回復している印象があります。

直近決算での業績


売上高は2023年まで順調でしたが、そこから横ばいで推移しております。

営業利益は年々落ち込んできております。

直近決算での業績に関しては、マテリアルズ事業の売上高2940億9200万円(前期比3.6%増) 営業利益129億円(前期比1.3%増)、ソリューションズ事業の売上高1152億5400万円(前期比6.5%増) 営業利益51億1400万円(前期比87.2%増)となっております。

流動比率に関しては、流動資産が2554億5100万円、流動負債が1071億7100万円となっており異常ありません。

配当金推移

配当金に関しては2025年に大幅に上昇しておりましたが、今期は落ち込んでおります。

配当性向は100%とかなり高く、利益すべてを配当しておりますね。

配当利回りは6.1%と高い配当利回りとなっていますね。

【配当性向100%以上】危険だけど魅力的な銘柄その4
(4324) 電通グループ

4つ目は電通グループです。

広告代理店国内首位となっており、世界大手となっております。

時価総額は8195億円となっています。

株価推移

2022年に5060円と高値でしたが、2025年には2652円まで下落しております。

直近決算での業績


売上高は年々上がっておりましたが、営業利益はあまり良くない水準となっております。

直近決算での業績に関しては、日本事業の売上総利益1296億9500万円(前期比5.5%増) 営業利益376億3800万円(前期比11.0%増)、Americas事業の売上総利益762億9100万円(前期比5.3%減) 営業利益135億2300万円(前期比3.5%増)、EMEA事業の売上総利益569億5200万円(前期比0.4%減) 営業利益15億5400万円(6億5800万円損失)、APAC事業の売上総利益230億6800万円(前期比4.6%減) 営業損失32億2400万円(前期比8100万円増)となっております。

流動比率に関しては、流動資産が1兆9936億4100万円、流動負債が1兆8744億5200万円となっており異常ありません。

配当金推移

配当金に関しては2023年に落ち込みましたが、139.5円を安定的に出しております。

配当性向は362%とかなり高い数値となっております。

【配当性向100%以上】危険だけど魅力的な銘柄その5
(4503) アステラス製薬

5つ目はアステラス製薬です。

医薬品国内2位であり、開発技術起点の研究開発体制のある企業となっております。

時価総額は2兆5381億円となっています。

株価推移

2023年に2360.5円だった株価は2025年に1243.5円まで下落しております。

直近決算での業績


売上高は年々上昇しております。

営業利益は2024年に大幅に落ち込みましたが、2026年は大幅に上昇予想となっております。

直近決算での業績に関しては、XTANDI事業の売上高9123億円(前期比21.6%増)、PADCEV事業の売上高1641億円(前期比92.2%増)、IZERVAY事業の売上高583億円(前期比380.6%増)、VEOZAH事業の売上高338億円(前期比363.6%増)、XOSPATA事業の売上高680億円(前期比23.4%増)、ベタニス/ミラベトリック/ベットミガ事業の売上高1700億円(前期比14.2%減)、プログラフ事業の売上高2010億円(前期比1.0%減)となっております。

流動比率に関しては、流動資産が1兆2013億4900万円、流動負債が1兆616億1000万円となっており異常ありません。

配当金推移

配当金に関しては年々上昇しております。

配当性向は107%とかなり高いです。

配当利回りは5.5%と高配当株となっていますね。

まとめ

今回は【配当性向100%以上】(PART1)危険だけど魅力的な銘柄5選について紹介しました。

配当性向は株主還元に対する企業の姿勢が見える指標となっていますが、そこを間違えると痛い目を見る場合があります。

リターンは魅力的でも大幅に負けてしまう場合があります。

投資は自己責任ですので購入の際は慎重に判断していくことをおすすめします。

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