日本株を買っている海外投資家は、全体の7割ということをご存じでしょうか?
日本の株式市場は半分以上が海外投資家が買っているんです。
海外投資家が買うことによって株式も上がるということにも繋がるんです。
その海外投資家が最も重視する指標が『ROE』なんです。
あの投資の神様と呼ばれるウォーレンバフェットもこの指標を大事にしているんですね。
そこで今回は【海外投資家が注目!】ROEが高い企業(PART1) 日本の高配当銘柄5選!について紹介したいと思います。
【海外投資家が注目!】ROEが高い企業 日本の高配当銘柄一覧!
★この記事で紹介するROEが高い企業の高配当銘柄★
1.(197A) タウンズ
2.(202A) 豆蔵デジタルホールディングス
3.(2124) JAC Recruitmant
4.(2127) 日本M&Aセンターホールディングス
5.(2146) UTグループ
【海外投資家が注目!】ROEが高い企業 日本の高配当銘柄その1
(197A) タウンズ
1つ目はタウンズです。
院内で行う迅速高原検査の体外診断薬専業大手となっており、新型コロナウイルス、インフルエンザなどの呼吸器感染症で首位となっている企業です。
時価総額は581億円となっています。
PER | PBR | ROE | ROA | 自己資本比率 |
9.7 | 3.29 | 52.2% | 19.7% | 45.2% |
株価推移
2024年に401円まで下落しましたが、733円まで上昇し、現在610円付近で推移しております。
直近決算での業績
売上高は2023年に落ち込みましたが、そこから徐々に上がってきております。
営業利益は2023年に大幅に落ち込みましたが、徐々に回復してきております。
直近決算での業績に関しては
新型コロナ単品、検査キット事業の売上高7億2500万円(前期比20.6%減)、新型コロナ、インフルエンザコンボ検査キット事業の売上高31億4800万円(前期比72.0%増)、インフルエンザ検査キット事業の売上高11億7300万円(前期比0.4%減)、その他事業の売上高5億7900万円(前期比30.3%減)となっております。
流動比率に関しては、流動資産が187億5388万円、流動負債が108億4967万円となっており異常ありません。
配当金推移
配当金に関しては2023年に大幅に減配しましたが、回復してきております。
配当性向は46%と平均より少し高い水準となっています。
配当利回りは4.9%と高く、高配当株となっています。
【海外投資家が注目!】ROEが高い企業 日本の高配当銘柄その2
(202A) 豆蔵デジタルホールディングス
2つ目は豆蔵デジタルホールディングスです。
旧豆蔵ホールディングスから派生した独立系SIとなっており、自動車やロボットの上流開発に強い企業となっております。
時価総額は263億円となっています。
PER | PBR | ROE | ROA | 自己資本比率 |
ー | 7.73 | 41.0% | 32.7% | 74.6% |
株価推移
上場時は1764円でしたが1000円まで下落し、現在1533円台となっております。
直近決算での業績
売上高、営業利益は年々上昇しております。
直近決算での業績に関しては
クラウドコンサルティング事業の売上高35億5730万円(前期比2.2%増) 売上総利益12億3929万円(前期比2.6%増)、AIコンサルティングの売上高7億8776万円(前期比7.1%増) 売上総利益2億8629万円(前期比4.4%減)、AIロボティクス・エンジニアリング事業の売上高18億8170万円(前期比29.5%増) 売上総利益6億766万円(前期比21.9%増)、モビリティ・オートメーション事業の売上高43億2518万円(前期比10.4%増) 売上総利益14億202万円(前期比19.4%増)となっております。
流動比率に関しては、流動資産が36億8033万円、流動負債が12億9130万円となっており異常ありません。
配当金推移
配当金に関しては2024年に大幅に上昇しましたが、2025年からは60円台で推移しております。
配当性向は61%と利益の半分以上を配当しております。
配当利回りは3.7%となっておりますが、4%を超えたら欲しい銘柄だと思っております。
【海外投資家が注目!】ROEが高い企業 日本の高配当銘柄その3
(2124) JAC Recruitmant
3つ目はJAC Recruitmantです。
人材紹介中堅となっており、幹部級の高額案件に強い企業となっております。
時価総額は1622億円となっています。
PER | PBR | ROE | ROA | 自己資本比率 |
22.2 | 9.43 | 31.8% | 21.6% | 69.6% |
株価推移
株価は右肩上がりで堅調に推移しています。
2022年の391円から2025年の942円まで上昇しております。
直近決算での業績
売上高、営業利益は年々上昇しております。
直近決算での業績に関しては
国内人材紹介事業の売上高107億4000万円(前期比126.2%増)、国内求人広告事業の売上高9800万円(前期比109.6%増)、海外事業の売上高9億5500万円(前期比100.9%増)となっております。
流動比率に関しては、流動資産が191億300万円、流動負債が56億1900万円となっており異常ありません。
配当金推移
配当金に関しては年々上昇しております。
配当性向は72%とかなり高い水準となっております。
配当利回りは3.2%と高いですが、4%を超えてくればほしい銘柄だと思っております。
【海外投資家が注目!】ROEが高い企業 日本の高配当銘柄その4
(2127) 日本M&Aセンターホールディングス
4つ目は日本M&Aセンターホールディングスです。
中堅中小企業のM&A仲介で最大手となっており、全国の地銀や会計事務所等と連携網がある企業となっております。
時価総額は2374億円となっています。
PER | PBR | ROE | ROA | 自己資本比率 |
20.3 | 4.74 | 21.8% | 18.3% | 80.0% |
株価推移
2022年の2885円だった株価は、2025年の483.2円まで下落しております。
直近決算での業績
売上高は堅調に推移しており、営業利益は2023年に落ち込みましたが徐々に上昇しております。
直近決算での業績に関しては
提携仲介契約締結時報酬の売上高41億1876万円(前期比6億5594万円増)、業務中間報酬の売上高45億7878万円(前期比5億628万円増)、成功報酬の売上高335億3693万円(前期比10億1252万円減)、その他M&Aコンサルティング報酬の売上高4億7519万円(前期比2億1990万円減)、その他の売上高13億6801万円(前期比1101万円増)となっております。
流動比率に関しては、流動資産が425億6663万円、流動負債が98億9606万円となっており異常ありません。
配当金推移
配当金に関しては徐々に上昇しております。
配当性向は83%とかなり高い水準となっております。
配当利回りは4.1%と高配当株となっていますね。
【海外投資家が注目!】ROEが高い企業 日本の高配当銘柄その5
(2146) UTグループ
5つ目はUTグループです。
製造業向け人材派遣が主力であり、半導体向けや自動車向けが強い企業となっております。
時価総額は2374億円となっています。
PER | PBR | ROE | ROA | 自己資本比率 |
11.9 | 3.13 | 25.4% | 9.3% | 43.3% |
株価推移
2022年に4310円だった株価は、2023年に1818円まで下落しました。
そこから少し回復してきましたが、再び下落しており、2025年に1559円まで下落しました。
直近決算での業績
売上高は徐々に上昇しております。
営業利益は落ち込んでいる部分もありますが、徐々に伸びております。
直近決算での業績に関しては
マニュファクチャリング事業の売上高654億5700万円(前期比0.7%増) セグメント利益55億2100万円(前期比9.7%減)、エリア事業の売上高673億600万円(前期比20.5%増) セグメント利益9億7100万円(前期比52.3%減)、ソリューション事業の売上高221億2700万円(前期比23.7%増) セグメント利益6億5400万円(前期比367.4%増)、日系人材事業の売上高76億5800万円(前期比34.0%増) セグメント利益4億3300万円(前期比221.3%増)、ベトナム事業の売上高291億5700万円(前期比167.2%増) セグメント利益5億2400万円(前期比740.2%増)となっております。
流動比率に関しては、流動資産が542億7000万円、流動負債が229億2700万円となっており異常ありません。
配当金推移
配当金に関しては2023年に無配でしたが、2024年からは年々上昇しております。
配当性向は100%と驚異の数字となっております。
配当利回りは6.9%とかなり高い配当利回りとなっております。
まとめ
今回は【海外投資家が注目!】ROEが高い企業(PART1) 日本の高配当銘柄5選について紹介しました。
投資を行う際には自信が重要にしている指標があると思いますが、このROEも一緒に見ることによって投資が面白くなると思いますのでぜひ一緒に見てみてください。
また投資は自己責任ですので、購入の際は慎重に判断していくことが重要になります。
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