2025年は関税発表などで大いに相場が乱高下しておりましたが、日本の株式市場での株主還元が多かったのはご存じでしょうか?
その結果、色々な企業が自社株買い、ROEの改善などを行っております。
実は海外投資家はこの『ROE』をかなり意識して投資を行うファンドも多いんです。
今回はそんな【海外投資家に人気中】ROE30%越えの高配当銘柄5選 PART2について紹介したいと思います。
【海外投資家に人気中】ROE30%越えの高配当銘柄一覧!
★この記事で紹介するROE30%超え企業の高配当銘柄★
1.(6026) GMO TECH
2.(6209) リケンNPR
3.(7148) FPG
4.(7686) カクヤスグループ
5.(9769) 学究社
【海外投資家に人気中】ROE30%越えの高配当銘柄その1
(6026) GMO TECH
1つ目はGMO TECHです。
GMOの子会社となっており、地図検索と検索エンジン最適化アフィリエイトが主の企業となっております。
時価総額は79億8000万円となっています。
PER | PBR | ROE | ROA | 自己資本比率 |
12.5 | 7.84 | 65.9% | 24.2% | 44.1% |
株価推移
2022年に1200円だった株価は、2024年に14960円まで上昇しております。
現在は7160円程となっております。
直近決算での業績
売上高、営業利益は年々上昇しております。
直近決算での業績に関しては
集客支援事業の売上高15億2600万円(前期比15.6%減) セグメント利益2億700万円(前期比32.0%減)、不動産テック事業の売上高9500万円(前期比41.1%増) セグメント利益3200万円(前期比3300万円損失)となっております。
配当金推移
配当金に関しては2023年から配当金を出しており、年々上昇しております。
配当性向は65%と利益の半分以上を配当しております。
配当利回りは5.2%とかなり高く、高配当株となっております。
【海外投資家に人気中】ROE30%越えの高配当銘柄その2
(6209) リケンNPR
2つ目はリケンNPRです。
ピストンリング国内大手のリケンと日本ピストンリングが23年10月に設立した共同持ち株会社となっております。
時価総額は664億円となっています。
PER | PBR | ROE | ROA | 自己資本比率 |
8.8 | 0.44 | 37.5% | 12.0% | 65.4% |
株価推移
2023年に1521円だった株価は、2024年に3200円まで上昇しております。
そこから2025年に1896円まで落ち込んでおります。
直近決算での業績
売上高、営業利益は2025年に上がっておりますが、2026年は落ち込む予想となっております。
直近決算での業績に関しては
自動車・産業機械部品事業の売上高1277億7800万円(前期比18.2%増) セグメント利益90億5000万円(前期比39.1%増)、配管・建設機材事業の売上高186億7600万円(前期比7.1%増) セグメント利益11億9700万円(前期比114.3%増)、その他事業の売上高262億7800万円(前期比66.5%増) セグメント利益20億5600万円(前期比70.2%増)となっております。
配当金推移
配当金に関しては2024年に70円だった配当は、2025年に130円、2026年予想は130円となっております。
配当性向は48%と平均より高い水準となっております。
配当利回りは5.5%とかなり高く、高配当株となっております。
【海外投資家に人気中】ROE30%越えの高配当銘柄その3
(7148) FPG
3つ目はFPGです。
税繰り延べメリットのオペリース商品主軸となっており、不動産告知化商品が第2の柱となっている企業となっています。
時価総額は1921億円となっています。
PER | PBR | ROE | ROA | 自己資本比率 |
8.8 | 3.51 | 42.0% | 8.9% | 22.1% |
株価推移
2022年に621円だった株価は、2024年に3065円まで上昇しております。
現在は20400程となっております。
直近決算での業績
売上高、営業利益は年々上昇しております。
直近決算での業績に関しては
リースファンド事業の売上高145億3000万円(前期比7.1%減) 売上総利益121億9500万円(前期比12.6%減)、国内不動産ファンド事業の売上高452億2300万円(前期比36.3%増) 売上総利益49億3400万円(前期比1.5%減)、海外不動産ファンド事業の売上高34億8600万円(前期比134.5%増) 売上総利益30億7600万円(前期比153.2%増)、その他事業の売上高2億3100万円(前期比40.7%減) 売上総損失1億1100万円となっております。
配当金推移
配当金は年々上昇しております。
配当性向は49%と平均より高い水準となっております。
配当利回りは5.6%とかなり高く、高配当株となっております。
【海外投資家に人気中】ROE30%越えの高配当銘柄その4
(7686) カクヤスグループ
4つ目はカクヤスグループです。
酒類などを飲食店や個人に販売する『なんでも酒やカクヤス』を東京23区に集中的に出店する企業となっております。
時価総額は149億円となっています。
PER | PBR | ROE | ROA | 自己資本比率 |
29.1 | 3.44 | 46.0% | 4.7% | 10.9% |
株価推移
2022年に409円だった株価は、2023年に963円まで上昇しております。
現在は500円程となっております。
直近決算での業績
売上高は年々上昇しております。
営業利益はバラつきはありますが、2022年のマイナス圏からは回復してきております。
直近決算での業績に関しては
時間帯配達事業の売上高789億8600万円(前期比6.2%増) 営業利益16億4600万円(前期比27.2%減)、ルート配達事業の売上高383億8500万円(前期比6.0%増) 営業利益8億5700万円(前期比3.3%増)、店頭販売事業の売上高155億2600万円(前期比6.2%減) 営業利益6億4400万円(前期比14.2%減)、その他事業の売上高16億1500万円(前期比6.2%減) 営業利益1億7100万円(前期比37.9%減)となっております。
配当金推移
配当金に関しては年々上昇しております。
配当性向は116%と驚異的な水準となっており、利益以上の配当性向となっております。
配当利回りは3.8%となっております。
【海外投資家に人気中】ROE30%越えの高配当銘柄その5
(9769) 学究社
5つ目は学究社です。
東京西部地盤に小中学生向け塾『ena』を展開しており、都立中高一貫校受験に強みがある企業となっております。
時価総額は241億円となっています。
PER | PBR | ROE | ROA | 自己資本比率 |
12.0 | 3.26 | 29.8% | 16.7% | 60.6% |
株価推移
2022年に1492円だった株価は、2025年に2315円まで上昇しております。
直近決算での業績
売上高は徐々に伸びております。
営業利益は横ばい状態となっております。
直近決算での業績に関しては
教育事業の売上高126億2900万円(前期比0.9%増)、不動産事業の売上高1億6500万円(前期比0.7%減)、その他事業の売上高8億5100万円(前期比3.4%増)となっております。
配当金推移
配当金に関しては堅調に推移しております。
配当性向は56%と利益の半分以上を配当しております。
配当利回りは4.6%と高く、高配当となっております。
まとめ
今回は、【海外投資家に人気中】ROE30%越えの高配当銘柄5選 PART2について紹介しました。
株主還元は昨年に比べてかなり多くの企業が力を入れています。
この波に乗りたい方も数多く存在すると思います。
そんな企業をいち早く見つけ、分析していくことが重要になってきます。
投資はあくまで自己責任ですので、購入の際は慎重に行うことをおすすめします。
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