最近よく新NISAが騒がれているのを耳にしますが、どういった基準で投資判断をしますか?
投資判断で海外投資家が意識して見ていると思われる指標は『ROE』だと思っております。
ROEは自己資本利益率とも言いますが、もっとも重要で必要不可欠な指標だとも思っています。
今回は【海外投資家に人気中】ROE20%越えの高配当銘柄5選 PART1について紹介したいと思います。
【海外投資家に人気中】ROE20%越えの高配当銘柄一覧!
★この記事で紹介するROE20%超え企業の高配当銘柄★
1.(2163) アルトナー
2.(2180) サニーサイドアップグループ
3.(2379) ディップ
4.(2410) キャリアデザインセンター
5.(2763) エフティグループ
【海外投資家に人気中】ROE20%越えの高配当銘柄その1
(2163) アルトナー
1つ目はアルトナーです。
技術者派遣の古参であり、機械、電気・電子、ソフトの設計開発が軸の企業となっています。
時価総額は199億円となっています。
PER | PBR | ROE | ROA | 自己資本比率 |
15.7 | 4.31 | 25.3% | 17.2% | 66.8% |
株価推移
2024年の2631円まで上昇しましたが、そこから1468円まで下落しております。
現在は2000円台まで回復してきております。
直近決算での業績
売上高、営業利益は年々上昇しております。
直近決算での業績に関しては、セグメント情報の記載はありませんでした。
ただ、2026年1月期の経常利益は9%増益となっております。
配当金推移
配当金に関しては年々上昇しております。
配当性向は70%とかなり高いくなっております。
配当利回りは4.4%と高配当株となっていますね。
【海外投資家に人気中】ROE20%越えの高配当銘柄その2
(2180) サニーサイドアップグループ
2つ目はサニーサイドアップグループです。
企業PRや販促支援(SP)主力であり、スポーツビジネスにも強みがある企業となっています。
時価総額は82.5億円となっています。
PER | PBR | ROE | ROA | 自己資本比率 |
8.4 | 1.79 | 21.1% | 9.4% | 41.2% |
株価推移
2023年に883円だった株価は2025年に428円まで下落しております。
直近決算での業績
売上高は2023年まで上がっておりましたが、横ばいで推移しております。
営業利益は年々上昇しております。
直近決算での業績に関しては
ブランドコミュニケーション事業の売上高114億3600万円(前期比2.9%増) セグメント利益20億4900万円(前期比7.8%減)、フードブランディング事業の売上高24億5000万円(前期比1.4%増) セグメント利益7200万円(前期比8.5%減)、ビジネスディベロップメント事業の売上高4000万円(前期比69.6%減) セグメント利益2000万円(前期比200万円減)となっております。
配当金推移
配当金に関しては年々上昇しております。
配当性向は34%と平均的な水準となっております。
配当利回りは4%と高く、高配当株となっています。
【海外投資家に人気中】ROE20%越えの高配当銘柄その3
(2379) ディップ
3つ目はディップです。
アルバイトの『バイトル』等、ネット特化で求人情報提供している企業となっています。
時価総額は1288億円となっています。
PER | PBR | ROE | ROA | 自己資本比率 |
14.0 | 3.13 | 23.5% | 17.8% | 71.5% |
株価推移
2022年に4390円まで上昇しており、2024年に1871円まで下落しております。
そこから少し上昇しましたが、現在は2400円程になっております。
直近決算での業績
売上高は年々上昇しております。
営業利益は2025年まで上昇しておりましたが、2026年は少々落ち込む予想となっております。
直近決算での業績に関しては
人材サービス事業の売上高496億6200万円(前期比3.9%増) セグメント利益183億7900万円(前期比7.0%増)、DX事業の売上高67億2300万円(前期比12.4%増) セグメント利益33億9100万円(前期比19.5%増)となっております。
配当金推移
配当金に関しては年々上昇しております。
配当性向は62%と利益の半分を配当しておりますね。
配当利回りは4.4%と高い配当利回りとなっております。
【海外投資家に人気中】ROE20%越えの高配当銘柄その4
(2410) キャリアデザインセンター
4つ目はキャリアデザインセンターです。
転職情報をWeb『type』や適職フェア等で展開しており、エンジニア分野に強みがある企業となっております。
時価総額は100億円となっています。
PER | PBR | ROE | ROA | 自己資本比率 |
8.1 | 2.42 | 25.0% | 15.1% | 57.5% |
株価推移
2022年に858円から2023年に2315円まで上昇しております。
現在はレンジで推移しております。
直近決算での業績
売上高は年々上昇しております。
営業利益は上下はしておりますが、緩やかに上昇しております。
直近決算での業績に関しては
人材サービス事業の売上高29億8438万円 事業別経常利益3億2429万円(前期比7.4%減)、人材紹介事業の売上高14億6071万円(前期比10.2%減) 事業別経常利益7231万円(前期比41.8%減)、新卒メディア事業の売上高4億56万円(前期比5.0%減) 事業別経常利益1億2098万円(前期比17.4%減)、新卒紹介事業の売上高1億1105万円(前期比44.1%増) 事業別経常利益-227万円(前期実績4544万円減)、IT派遣事業の売上高40億9543万円(前期比13.1%増) 事業別経常利益1億2473万円(前期比10.3%増)となっております。
配当金推移
配当金に関しては年々上昇しております。
配当性向は44%と平均より少し高い水準となっています。
配当利回りは5.2%とかなり高く、高配当株となっています。
【海外投資家に人気中】ROE20%越えの高配当銘柄その5
(2763) エフティグループ
5つ目はエフティグループです。
中小企業向け電話機やOA機器、LED照明販売が柱となっており、電力小売りも行っている企業となっています。
時価総額は339億円となっています。
PER | PBR | ROE | ROA | 自己資本比率 |
6.9 | 1.11 | 23.9% | 16.0% | 74.7% |
株価推移
2022年の817円から2023年の1361円まで上昇しておりました。
そこから2025年に942円まで下落し、1200円程まで回復してきております。
直近決算での業績
売上高は年々下落しております。
営業利益は2025年まで上昇しておりましたが、今期は落ち込む予想となっています。
直近決算での業績に関しては
ネットワークインフラ事業の売上高196億3800万円(前期比14億1900万円減) セグメント利益45億8100万円(前期比2億円増)、法人ソリューション事業の売上高158億9300万円(前期比9700万円減) セグメント利益47億7200万円(前期比12億6100万円増)、その他事業の売上高200万円(前期比400万円減) セグメント利益100万円(前期比0円)となっております。
配当金推移
配当金に関しては2023年に8円減配し、そこから55円を安定しております。
配当性向は34%と平均的な水準となっています。
配当利回りは4.8%とかなり高く、高配当株となっていますね。

まとめ
今回は【海外投資家に人気中】ROE20%越えの高配当銘柄5選 PART1について紹介しました。
ROEが高い企業は100銘柄ほどあります。
その中で良い銘柄もあると思っております。
ここでは私自身が良いと思う銘柄を紹介しておりますが、投資は自己責任となっています。
購入の際は企業分析を自身でしっかり行うことが重要になってきますので慎重な判断が必要になってきます。
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