私は株を購入する際に必ずと言っていいほど『ROE』という指標を見て投資を行っております。
この指標は海外投資家も注目している重要な指標だと思っております。
この指標を気にして見ていないという方もいれば、ROAのほうが大事だという方もいるかもしれません。
ですがどの指標が大事だというものや正解はないと思っております。
そんな今回は【海外投資家に人気中】ROE20%越えの高配当銘柄5選 PART3について紹介していきたいと思います。
【海外投資家に人気中】ROE20%越えの高配当銘柄一覧!
★この記事で紹介するROE20%超え企業の高配当銘柄★
1.(3393) スターティアホールディングス
2.(3452) ビーロット
3.(3475) グッドコムアセット
4.(3497) LeTech
5.(3571) ソトー
【海外投資家に人気中】ROE20%越えの高配当銘柄その1
(3393) スターティアホールディングス
1つ目はスターティアホールディングスです。
中小企業向けに複合機などIT機器の販売・保守提供をしており、デジタルマーケティング事業を育成している企業となっております。
時価総額は272億円となっています。
PER | PBR | ROE | ROA | 自己資本比率 |
12.3 | 3.25 | 24.8% | 10.5% | 57.5% |
株価推移
株価は堅調に推移しております。
2022年に492円だった株価は、2025年に2834円まで上昇しております。
直近決算での業績
売上高は堅調に伸びております。
営業利益は年々上昇しております。
直近決算での業績に関しては
デジタルマーケティング関連事業の売上高38億6892万円(前期比10.2%増) セグメント利益6億9454万円(前期比137.8%増)、ITインフラ関連事業の売上高183億3532万円(前期比14.2%増) セグメント利益19億2335万円(前期比1.7%増)、CVC関連事業の売上高0円 セグメント損失280万円(前期210万円利益)なっております。
配当金推移
配当金に関しては2022年に14円でしたが、2026年予想は125円となっており、年々上昇しております。
配当性向は55%と利益の半分以上を配当しております。
配当利回りは4.5%と高く、高配当株となっております。
【海外投資家に人気中】ROE20%越えの高配当銘柄その2
(3452) ビーロット
5つ目はビーロットです。
中古のオフィスビルやマンションなどの収益力を高めて売却しており、ホテル開発も行い、富裕層に強い企業となっております。
時価総額は266億円となっています。
PER | PBR | ROE | ROA | 自己資本比率 |
5.8 | 1.44 | 24.4% | 6.9% | 31.0% |
株価推移
2022年に457円だった株価は、2024年に1634円まで上昇しております。
直近決算での業績
売上高は年々上昇しており、2025年予想は大幅に上昇する見込みとなっております。
営業利益は年々上昇しております。
直近決算での業績に関しては
不動産投資開発事業の売上高38億4600万円(前期比177.5%増) セグメント利益9億7400万円(前期比787.3%増)、不動産コンサルティング事業の売上高5億8900万円(前期比22.0%減) セグメント利益2億4900万円(前期比51.6%減)、不動産マネジメント事業の売上高11億300万円(前期比0.9%減) セグメント利益5億5500万円(前期比0.6%減)となっております。
配当金推移
配当金に関しては2022年に20円でしたが、2025年予想は70円となっており、年々上昇しております。
配当性向は30%と平均的な水準となっております。
配当利回りは5.1%とかなり高い利回りとなっております。
【海外投資家に人気中】ROE20%越えの高配当銘柄その3
(3475) グッドコムアセット
1つ目はグッドコムアセットです。
東京23区で投資用マンションを販売しており、不動産運用会社向け1棟売り中心に個人投資家にも販売している企業となっております。
時価総額は333億円となっています。
PER | PBR | ROE | ROA | 自己資本比率 |
8.5 | 2.35 | 26.0% | 8.4% | 35.3% |
株価推移
2022年に503円だった株価は、2025年に1292円まで上昇しております。
直近決算での業績
売上高、営業利益は2023年に落ち込みましたが、そこから上昇しております。
直近決算での業績に関しては
ホールセール事業の売上高132億9100万円(前期比175.5%増) セグメント利益14億8200万円(前期比514.3%増)、リテールセールス事業の売上高47億9800万円(前期比6.8%減) セグメント損失1億6800万円、リアルエステートマネジメント事業の売上高11億6500万円(前期比17.6%減) セグメント利益3億4100万円(前期比43.6%減)、その他事業の売上高2100万円(前期比17.5%増) セグメント損失4200万円となっております。
配当金推移
配当金に関しては2022年に30円でしたが、2025年は45円の予想となっており、年々上昇しております。
配当性向は34%と平均的な水準となっております。
配当利回りは4.1%と高配当となっております。
【海外投資家に人気中】ROE20%越えの高配当銘柄その4
(3497) LeTech
3つ目はLeTechです。
権利調整後に収益物件化する不動産を開発しており、主力は投資用マンション販売となっている企業となっています。
時価総額は159億円となっています。
PER | PBR | ROE | ROA | 自己資本比率 |
12.6 | 2.63 | 22.9% | 4.4% | 24.6% |
株価推移
株価は2022年に644円から2025年の1497円まで上昇しております。
直近決算での業績
売上高は2024年まで落ち込んでいましたが、2025年予想は大幅上昇する予想です。
営業利益は2022年はマイナスでしたが、翌年からプラスに転じ回復しております。
直近決算での業績に関しては
不動産ソリューション事業の売上高141億8200万円(前期比38.5%増) セグメント利益20億8700万円(前期比22.1%増)、不動産賃貸事業の売上高5億6300万円(前期比23.2%減) セグメント利益1億9100万円(前期比9.9%増)、その他事業の売上高400万円(前期比89.2%減) セグメント利益400万円(前期比89.2%減)となっております。
配当金推移
配当金に関しては2024年まで上昇しておりましたが、2025年予想は22円減配となっております。
配当性向は18%とかなり低い水準となっております。
配当利回りは2.2%と高いとも低いとも言えない水準だと思っております。
【海外投資家に人気中】ROE20%越えの高配当銘柄その5
(3571) ソトー
4つ目はソトーです。
毛織物染色大手で複合繊維もおこなっており、不動産賃貸が下支えしている企業となっております。
時価総額は94.5億円となっています。
PER | PBR | ROE | ROA | 自己資本比率 |
21.3 | 0.58 | 21.8% | 14.4% | 78.5% |
株価推移
株価は緩やかに下落しております。
直近決算での業績
売上高は2025年に少し落ち込みましたが、2026年は回復予想となっております。
営業利益はマイナスが続いており、少し不安要素になってきますね。
直近決算での業績に関しては
染色加工事業の売上高58億8100万円(前期比11.0%減) 営業損失4億9900万円、テキスタイル事業の売上高37億1100万円(前期比0.7%増) 営業利益5300万円(前期比53.2%減)、不動産事業の売上高4億4900万円(前期比8.5%増) 営業利益2億9900万円(前期比8.8%増)となっております。
配当金推移
配当金に関しては2023年に落ち込みましたが、上昇しております。
配当性性向は125%と驚異の数字となっております。
配当利回りは5.8%とかなり高く、高配当株となっております。


まとめ
今回は【海外投資家に人気中】ROE20%越えの高配当銘柄5選 PART3について紹介しました。
人によっては注視する指標は違うかもしれません。
何を大事にし投資を行っているかを考え、自己分析をしてみることも重要になってきます。
また投資は自己責任ですので、購入の際は慎重に判断することをおすすめします。
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