本日から6月の相場が始まります。
先月はトランプ大統領の関税に対する発言が大いに相場を乱高下したと思います。
先週にもEUに対して6月から50%の関税を発動させると示してから株式市場は下落し、相互関税が一時停止などしたことでまた反発していますね。
ただ株は下がったら上がるというもの!
これから購入を考えていると思っている方もいると思っております。
今回は、【利回り5%超の高配当株!】代表銘柄である大企業で大型株な銘柄5選を紹介していきたいと思っております。
【利回り5%超の高配当株!】代表銘柄である大企業で大型株な銘柄一覧!
★この記事で紹介する高配当株の代表銘柄★
1.(4114) 日本触媒
2.(4503) アステラス製薬
3.(4528) 小野薬品工業
4.(5021) コスモエネルギーホールディングス
5.(5076) インフロニア・ホールディングス
【利回り5%超の高配当株!】代表銘柄その1
(4114) 日本触媒
1つ目は日本触媒です。
アクリル酸で世界2位級であり、高吸水性樹脂では世界首位となっている企業です。
時価総額は2591億円となっています。
PER | PBR | ROE | ROA | 自己資本比率 |
16.8 | 0.66 | 3.0% | 2.0% | 69.1% |
株価推移
株価は2024年頃の1389円から上昇しておりましたが、2024年の8月の下落で1398円まで下落。
そこから1951円まで上昇しましたが、トランプショックで下がっておりますね。
直近決算での業績
売上高、営業利益は2024年に下げていましたが、そこから上がってきているのが分かります。
直近決算での業績に関しては、マテリアルズ事業の売上高(前期比3.6%増) 営業利益(前期比1.3%増)、ソリューションズ事業の売上高(前期比6.5%増) 営業利益(前期比87.2%増)となっております。
流動比率については、流動資産が2554億5100万円、流動負債が1071億7100万円となっており異常ありません。
配当金推移
配当金に関しては、2025年に大きく上昇しておりますが今期は100円と14円減配となっています。
配当性向は100%とかなり高い配当性向となっています。
配当利回りは6.02%と驚異の数字となっていますね。
【利回り5%超の高配当株!】代表銘柄その2
(4503) アステラス製薬
2つ目はアステラス製薬です。
医薬品で国内2位となっており、前立腺がん薬が柱となっている企業です。
また開発技術起点の研究開発体制があります。
時価総額は2兆5860億円となっています。
PER | PBR | ROE | ROA | 自己資本比率 |
19.7 | 1.69 | 1.1% | 0.5% | 43.3% |
株価推移
株価は2023年に2360.5円の高値を付けましたが、そこから1243.5円まで下落しております。
直近決算での業績
売上高は年々上昇しております。
営業利益は2024年に大幅に下がりましたが、来期の予想はかなり高くなっており期待が持てるのではないかと思っております。
直近決算での業績に関しては、XTANDIの売上高(前期比21.6%増)、PADCEVの売上高(前期比92.2%増)、IZERVAYの売上高(前期比380.6%増)、VEOZAHの売上高(363.6%増)、XOSPATAの売上高(前期比23.4%増)、ベタニス/ミラベトリック/ベットミガの売上高(前期比14.2%減)、プログラフの売上高(前期比1.0%減)となっております。
流動比率については、流動資産が1兆2013億4900万円、流動負債が1兆616億1000万円となっており異常ありません。
配当金推移
配当金に関しては年々上昇しております。今期も4円増配となっております。
配当性向は107%とかなり高い配当性向です。
配当利回りは5.4%と高く、高配当銘柄では人気の銘柄となっております。
【利回り5%超の高配当株!】代表銘柄その3
(4528) 小野薬品工業
3つ目は小野薬品工業です。
医療用医薬品専業の中堅となっており、先駆的がん免疫阻害剤オプジーボが成長牽引となっております。
時価総額は7807億円となっています。
PER | PBR | ROE | ROA | 自己資本比率 |
11.0 | 0.94 | 16.7% | 14.0% | 75.4% |
株価推移
2022年の中ごろに4000円近く上がりましたが、そこから現在は1500円程とかなり下落しております。
直近決算での業績
売上高はほとんど横ばいで推移しております。
営業利益は2024年に大幅に上がっておりましたが2025年から大幅に下落しております。
直近決算での業績に関しては、【国内製品事業】の売上は、抗悪性腫瘍剤「オプジーボ点滴静注」売上高(前期比17.3%減)、糖尿病、慢性心不全および慢性腎臓病治療剤「フォシーガ錠」売上高(前期比17.7%増)、、関節リウマチ治療剤「オレンシア皮下注」売上高(前期比3.0%増)、2型糖尿病治療剤「グラクティブ錠」売上高(前期比13.4%減)、抗悪性腫瘍剤「ベレキシブル錠」売上高(前期比3.1%増)、、多発性骨髄腫治療剤「カイプロリス点滴静注用」売上高(前期比5.9%減)、血液透析下の二次性副甲状腺機能亢進症治療剤「パーサビブ静注透析用」売上高(前期比2.5%増)、パーキンソン病治療剤「オンジェンティス錠」売上高(前期比21.0%増)となっております。
流動比率に関しては、流動資産が4551億400万円、流動負債が1482億9600万円となっており異常ありません。
配当金推移
配当金に関しては、2024年まで上昇しておりましたが現在は80円を安定して配当しております。
配当性向は56%と利益の半分ほどを配当に回している良い企業と言えます。
配当利回りは5.1%と高い配当利回りとなっています。
【利回り5%超の高配当株!】代表銘柄その4
(5021) コスモエネルギーホールディングス
4つ目はコスモエネルギーホールディングスです。
石油元売り大手を傘下に置く持株会社となっています。
また風力発電などの再生エネルギーで多角化となっている企業です。
時価総額は5392億円となっています。
PER | PBR | ROE | ROA | 自己資本比率 |
9.4 | 0.86 | 14.5% | 3.7% | 25.7% |
株価推移
2022年から株価は上昇しており、一時は9000円程まで上がっておりますが、トランプショックで5000円まで下がっております。
直近決算での業績
売上高はほとんど変わらず横ばいとなっております。
営業利益は年々下落傾向にあります。
直近決算での業績に関しては、石油事業の売上高(前期比)
配当金推移
配当金に関しては、大幅に上昇しておりましたが現在は330円を安定しております。
配当性向は50%と利益の半分を配当しています。
配当利回りは5.4%と高く、高配当株となっていますね。
【利回り5%超の高配当株!】代表銘柄その5
(5076) インフロニア・ホールディングス
5つ目はインフロニア・ホールディングスです。
前田建設工業、前田道路、前田製作所が株式移転による共同持ち株会社を設立した企業となっています。
時価総額は3239億円となっています。
PER | PBR | ROE | ROA | 自己資本比率 |
8.8 | 0.56 | 8.6% | 2.3% | 34.9% |
株価推移
株価は2023年中ごろに1650円程まで上げておりましたが、そこからトランプショックで1089円まで下げております。
直近決算での業績
売上高、営業利益は年々上昇しております。
直近決算での業績に関しては、建設事業の売上高(前期比17.2%増) セグメント利益(220.5%増)、土木事業の売上高(前期比12.6%減) セグメント利益(前期比46.6%減)、塗装事業の売上高(前期比4.5%増) セグメント利益(前期比30.2%増)、機械事業の売上高(前期比3.1%増) セグメント利益(4.8%増)、インフラ運営事業の売上高(前期比66.5%増) セグメント利益(前期比10億円損失)、その他事業の売上高(前期比6.3%増) セグメント利益(14.1%増)となっております。
流動比率に関しては、流動資産が6008億5900万円、流動負債が4508億9700万円となっており異常ありません。
配当金推移
配当金に関しては2024年まで上昇しておりましたが、そこから60円と安定して配当しております。
配当性向は48%となっており、高い配当性向となっております。
配当利回りは5%と高く、高配当といえる銘柄だと思っております。

まとめ
今回は【利回り5%超の高配当株!】代表銘柄である大企業で大型株な銘柄5選について紹介しました。
銘柄は大きな会社ではありますが、今後どうなるかわかりません。
最近の相場はとても読みづらく、トランプ大統領の発言など要人の発言は特に注意していきたいと思っております。
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