【厳選】200円以下の株価で高配当!?穴場でやばい銘柄5選

株価は安い。でも、配当はガッツリ——そんな“やばい銘柄”が、まだ眠っていることをご存じですか?

今、注目すべきは「株価200円以下」「配当利回り4%以上」の高コスパ株
NISAや長期保有にピッタリな“隠れ高配当株”が、日々の値動きの陰でひっそりとチャンスを生んでいます。

  • ✅ とにかく安く買いたい
  • ✅ 利回りでじっくり稼ぎたい
  • ✅ 知名度は低くても、中身はガチで優良
  • ✅ 逆に有名すぎて「今さら?」と思われがちな超定番も…

本記事では、**株価200円以下で配当利回りが高い“やばい銘柄”**を厳選して紹介。
投資初心者から堅実派の玄人まで、思わず“もう一単元買い増したくなる”ような実力株を一挙解説します。

目次

200円以下の株価で高配当銘柄一覧

1.(6093) エスクロー・エージェント・ジャパン
2.(7919) 野崎印刷紙業
3.(8705) 日産証券グループ
4.(9432) 日本電信電話
5.(9434) ソフトバンク

200円以下の株価で高配当銘柄その1
(6093) エスクロー・エージェント・ジャパン

1つ目はエスクロー・エージェント・ジャパンです。

金融機関からのBPO(業務受託)と不動産関連業務のエスクロー(第三者寄託)が両輪となっている企業です。

時価総額は60.2億円となっています。

PERPBRROEROA自己資本比率
16.11.619.9%7.3%74.7%

・PERは、約16倍であり、業界並み~やや割安となっております。
・ROA/ROE
は、7.33%/9.94%(2024年は6.72%/8.80%)、効率性・収益性ともに改善傾向にあります。
・自己資本比率は、74.7%(2024年77.9%、2023年78.7%)、 強固な財務基盤を保持しております。

株価推移

テクニカル分析

  • 移動平均では強気シグナル優勢:短期〜中期(5日・25日・75日・200日)移動平均線では「強い買い」「買い」の評価 。
  • RSIは約32%と中立寄り。一時30%以下の「売られすぎ圏」もありましたが、現在は反発局面 。
  • ストキャスティクス等オシレータ系では一部に売りシグナルも:複数指標で短期の過熱感一部検出中 。
  • MACDや乖離率では目立ったシグナルなし:中立〜下降継続の見解もあり 。

総合評価
中短期的にはトレンドが混在しており、足元はやや戻り売り圧力。ただ、移動平均線は底堅く、反発余地が残る状況です。

直近決算での業績


売上高は、2023→2024年+11.5%、2024→2025年+14.6%と2期連続で二桁成長しております。

営業利益は、2023年に大幅落ち込み後、2024年に+95%、2025年に+5.8%増となっております 。

直近決算での業績に関しては
金融ソリューション事業の売上高18億3300万円(前期比7.0%) 営業利益8億300万円(前期比28%増)
不動産ソリューション事業の売上高4億4500万円(前期比38%増) 営業利益9600万円
建設ソリューション事業の売上高6億5500万円(前期比7.6%増) 営業利益1億3400万円
士業ソリューション事業の売上高12億3700万円(前期比19.3%増) 営業利益1億6000万円となっております。

流動比率に関しては
流動資産が36億902万円、流動負債が10億2341万円となっており異常ありません。

配当金推移

配当金に関しては、2021年~2023年は年間4円の安定配当が続いており、2024年~2025年にかけて6円に増配し、+50%の上昇幅となっておりました。

配当性向は、年度によって変動が大きく2023年は何と189%と赤字水準で高くなり、2024年は87%(EPS6.87円)、2025年は75%(EPS8.00円)に落ち着いておりますね。

会社は内部留保を残しつつも、連結ベース配当性向30%以上を基本水準とする方針を掲げています。

配当利回りは、予想で約4.5~4.6%と高水準となっております。

当初からの増配基調が見られ、今後の継続が期待される銘柄だと思っております。

200円以下の株価で高配当銘柄その2
(7919) 野崎印刷紙業

2つ目は野崎印刷紙業です。

包装資材や紙器・紙工品の大手で、情報機器も手がけタグ・ラベルで高シェアとなっております。

時価総額は39.5億円となっています。

PERPBRROEROA自己資本比率
5.60.6812.3%4.9%41.3%

・予想PERは、約5.8倍となっており、バリュー株の水準で割安感があります。
・PBRは、0.68〜0.70倍で、簿価より株価低めとなっております。
・ROE(実績)は、約12.3%で、資本効率良好です。
・ROAは、約4.9%で、資産効率も安定しています。

株価推移

テクニカル分析

  • RSI:直近で約 35(売られすぎに近い水準に回復)
  • 移動平均線:長期的には50日・200日線を上回って推移
  • シグナル:5月に“移動平均線上方乖離”などの買いシグナルが発生

テクニカル指標では今は売られすぎが若干和らぎ、底堅さが見られます。

直近決算での業績


直近5年は、売上高は年平均−0.3%とほぼ横ばいだが、営業利益・経常利益率は5年平均2.7~2.9%で安定しております。

直近決算での業績に関しては
商業印刷事業の売上高44億2300万円(前期比2.7%増)、包装資材・紙器・紙工品事業の売上高80億7000万円(前期比8.3%増)、情報機器・サプライ品事業の売上高43億600万円(前期比1.3%増)、その他事業の売上高6億2000万円(前期比1.8%減)となっております。

流動比率に関しては
流動資産が48億5263万円、流動負債が45億3334万円となっており異常ありません。

配当金推移

配当金に関しては、前期5円→7.5円に増額。今期も継続予定となっております。

連続増配×安定配当政策(中間・期末の2回)で株主還元重視している企業となっていますね。

配当性向は、20~25%台と利益の約2割を株主還元に回す適度な水準で、自己資本や成長とのバランスも考慮され、安定的な収益分配姿勢を見せております。

配当利回り(予想)は、約 4.0~4.03 %となっており、魅力的な高配当株となっております。

ただ注意点としては、利益が大きく減少すると、配当性向も急上昇する可能性あります。(過去の例では配当性向300%超ケースも)
また、今後の配当維持は、営業キャッシュフロー・設備投資・借入状況とのバランスを見る必要があります。

200円以下の株価で高配当銘柄その3
(8705) 日産証券グループ

3つ目は日産証券グループです。

岡藤ホールディングスと日産証券が2020年10月に経営統合し、先物取引受託など金の取り扱いをしている企業となっております。

時価総額は89.7億円となっています。

PERPBRROEROA自己資本比率
0.702.7%0.3%8.8%

ROEは、4.16%(2024年)→2.66%(2025年)。
・ROAは、0.49%→0.26%と業績悪化とともに資本効率も明確に低下しておりますね。
ただし純資産は減少、自己資本比率は13.8%→8.8%と低下しております。

株価推移

テクニカル分析

分析手法現状アドバイス備考
オシレーター系中立〜買いシグナル出現RSIは33付近。買い買い指標優勢
トレンド系下落トレンド継続、戻り売り圏移動平均線は株価より上方

節目としては、200日移動平均などを上抜けるかが重要な確認ポイントです。

直近決算での業績


売上高は2023年→2024年にかけて増加したものの、2025年は再び減少となっております。

直近決算での業績に関しては
金融商品取引事業の売上高66億3856万円(前年同期比94.4%)、商品関連取引事業の売上高2億9603万円(前年同期比129%)、金融商品取引事業の売上高14億5800万円(前年同期比302.4%)、商品関連取引事業の売上高-1億609万円となっております。

流動比率に関しては
流動資産が1313億8206万円、流動負債が1198億7237万円となっており異常ありません。

配当金推移

配当金に関しては、2024年3月期は年間8.50円(中間1円+期末7.5円)、2023年3月期は3.50円と年々増配傾向です。

配当性向は、136%(純利益6.61円に対し配当9.00円の支払い)と業績を超える水準となっていますね。

利益以上を配当している構造で持続性には注意が必要です。

配当利回りは、(約5.5%)で魅力的な収益源となっていますが、利益を超える配当を捻出しているため今後業績が悪化すれば減配リスクが高まります。

200円以下の株価で高配当銘柄その4
(9432) 日本電信電話

4つ目は日本電信電話です。

NTTグループ持ち株会社となっており、ドコモが主力。固定電話を独占し、光回線で高シェアとなっております。

時価総額は13兆5735億円となっています。

PERPBRROEROA自己資本比率
12.01.2210.0%3.3%34.0%

PER・PBR水準から見て今やや割安 or 適正と評価され、中期的な上昇余地があります。

株価推移

現在株価は約150円前後で推移。前日比ほぼ横ばいの微調整圏です。

テクニカル分析

  • 短期移動平均線を抜けるかどうかが現在の焦点。週足では160円のレンジ上限が強い抵抗線として機能しています。
  • ボラティリティは低めで、市場全体の動きにやや鈍い連動傾向です。

直近決算での業績


営業収益(売上高)は、 13兆7,047億円(13,704.7 億円)で、過去最高を記録しました。

前期(FY2024)の13兆3,746億円から約2.5%増加 しております。

第3四半期(2024年4~12月)だけでも売上高は10兆円台を突破しており、成長トレンドは通年で継続していますね。

直近決算での業績に関しては
統合ICT事業の売上高6兆2131億円(前期比1.2%増)、地域通信事業の売上高3兆1123億円(前期比2.2%減)、グローバルICT事業の売上高4兆6387億円(前期比6.2%増)、その他事業(不動産・エネルギー等)の売上高1兆7265億円(前期比2.5%増)となっております。

流動比率に関しては
流動資産が8兆3703億5900万円、流動負債が8兆8652億6300万円となっており、一見手元資産が不足していますが、高い営業キャッシュフローを毎年安定的に創出しておりますので資金繰りの問題が生じにくい構造となっています。
また、社債や長期借入金が少なくなくとも、構造上は安定性が高い銘柄となっております。

配当金推移

配当金に関しては、2025年3月期(2024年度)は中間2.6円+期末2.6円=年間合計5.2円、2026年3月期(2025年度計画):中間2.65円+期末2.65円=年間5.3円(+0.1円増配)で15期連続増配中となっております。

配当性向は、43.5%(2025年3月期)通常は30〜50%が健全水準と言われており、NTTはバランスの取れた配当政策で企業の利益のうち、約43%を株主に配分しています。

配当利回りは、約3.47%〜3.53%と通信株の中では高利回りで、KDDIやソフトバンクと並ぶ安定収入銘柄となっております。

200円以下の株価で高配当銘柄その5
(9434) ソフトバンク

5つ目はソフトバンクです。

ソフトバンク、ワイモバイル、展開の通信会社となっており、ヤフー、ZOZO、ペイペイなども人気の銘柄となっております。

時価総額は10兆3589億円となっています。

PERPBRROEROA自己資本比率
19.43.8120.5%3.3%17.0%

予想PERは、19倍で国内通信キャリアに比べやや高めながら、Growth投資を含む収益期待が見込まれます。
PBRは、3.8倍で純資産に対して市場が高い評価を与えておりますね。
ROEは、20%となっており資本効率が非常に優秀となっています。

株価推移

テクニカル分析

  • RSI(14日)は、約36〜43 → 中立〜やや売り圏
  • MACD:は、-0.5〜-0.03 → 売りシグナル圏
  • ADX:は、約46 → トレンド強さ高いが下降トレンド
  • 5/25/75/200日移動平均乖離は5日・25日・50日より下(-0.8%~-1.3%)、200日より上(+6%)

直近決算での業績


売上高は2025年3月期に6兆5,443億円(前年比+7.6%)となっています。

直近決算での業績に関しては
コンシューマ事業の売上高2兆9528億円(構成比43.1%)メディア・EC事業の売上高1兆6780億円(構成比24.5%)、エンタープライズ事業の売上高9224億円(構成比13.5%)、ディストリビューション事業の売上高8895億円(構成比13.0%)、ファイナンス事業の売上高2772億円(構成比4.1%)、その他事業の売上高1234億円(構成比1.8%)となっております。

流動比率に関しては
流動資産が4兆8586億円、流動負債が6兆8352億円となっており、短期流動資産で短期負債を完全にはカバーできない水準です。
ですが、ただし、通信事業の回収構造やグループ全体の資金調達力を考慮すると、直ちに支払不能という意味ではありません。

配当金推移

配当金に関しては、上場以来、一貫して減配なし・安定配当を維持。増配はないものの、配当利回り重視の投資家に人気の銘柄です。

配当性向は、78.3%と業績好調を背景に維持継続となっております。

配当利回りは、約3.9〜4.0%と高水準となっております。

まとめ

これらの株は「小額投資」や「NISA」でも手が届く、高配当を現実に目指せるのが魅力な銘柄です。

配当性向や増配経験もあり、「持ってて支払い続けられる株」が多いのも特徴となっています。

高利回りも見返りながら、業種別に分散投資すればリスクは押さえられると思っております。

低株価で「配当金をもらいながら長期持てる」って実は最強の投資スタイルの一つなんです。

短期の値動に振り回されず、ちょっとずつ増やせるポートフォリオを策定してみましょう。

また投資は自己責任です。

情報を鵜呑みにせず、必ずご自身でも最新のIR資料・チャート・業績などを確認し、納得した上でご判断ください。

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